恐怖の女子会②

「なんで、りこちゃん、
子供なんか連れてきたんだろう?」
斜めに座っていたサキちゃんがボソっと言いました。
「普通、こーゆー日って預けて来ない?」
「私も、ゆうくん連れてくるなんて聞いてなかったし。それなら、もっと子供も過ごしやすいお店にしたのにな。」
「確かにね…
やっぱり男の子は女の子に比べて元気だねぇ…
退屈なんだよ、可哀想に。」
「なんだろ。りこ、ちょっと過保護なのかな?
甘え癖ついてる感じするよね?」
「んー、そうだね。
2歳でしょ?あそこまでぐずるとか、うちの子は無かったけど…滝汗」 
そこから、細かい話は割愛しますが
少々、りこちゃん親子の話題をしてから…
りこ、ごめん!笑
それぞれの子供の話になったのですが
私は聞く専門で(子供がいないからね)
サキちゃんも特に話に入っていく感じではありませんでした。
「サキの所は?子供はー??」
「うちはいない。
今のところ、作る気なくて。」
「子供、鬱陶しい時もあるけど可愛いよ!
りおなも早く結婚して子供作りなよー!!
今度は、個室貸し切ってさ。
全員子供連れてきて、わぃわぃやろうよ爆笑
「私待ってたら、いつ実現するか分かんないよ、それキョロキョロ
早く出来るように一応頑張るけど。笑」
笑って返答しましたが…
斜めのサキちゃんは、やっぱりなんとなく不機嫌そうでした。
なんだろうな…この不協和音…

結局、2時間程で解散した女子会滝汗

「ゆうくん、皆にバイバイはー??」
最後まで、りこちゃんの子供はあっちに行ったりこっちに行ったりして、結局、りこちゃんとはあまり話が出来ず…
帰りに、
「りおな、時間あるならお茶して帰ろう。」
とサキちゃんに誘われたので、2人でカフェに行く事にしましたコーヒー
「面白くなかったなー!笑」
ズバっと切り出すサキちゃん。
「私は未婚だし、子供もいないから根本的に話についていけなかったわ。」
「なんかさぁ…
さも当たり前みたいに子供子供言うけどさ。
不妊で苦労している人もいるんですけどって感じ。りこちゃんとか、うちのゆう君見て感が凄くてビビったわ…」
サキちゃんは不妊治療をしていたみたいでした。
それが原因であまり旦那さんともうまくいっていなかったみたいもやもや
やっぱり学生の時と一緒って訳にはいかない。
大人になりライフスタイル、生活環境が異なっていき、尚且つ、会う期間がすっぽり空いてしまうと、その子が今抱えている悩みや本当の姿、想いが分からず、意図しない所で傷つけてしまったり。また敏感になってしまったり。
今の私と、今のサキちゃんとでは、同じりこちゃんゆうくん親子を見ても感じる所は違うし。
既婚者子持ちの2人から見るりこちゃん達への感情もまた全然違っていて。
きっと、皆から見た私像だって、様々な訳で。
サキちゃんが、何故、皆と解散後に、わざわざ私にだけ声をかけたのか。
単純に私と話をしたかっただけなのか…
それとも…
って考え出したら、もうよく分からないしね。
そして、確かに女子会中の話のほとんどは、サキが言う通り、あんまり楽しくなかったわ滝汗
婚活話の方がよっぽど楽しい!笑
なんか文章にうまく表せられないのだけど…
すごく不協和音を感じた女子会でしたチーン
そう思っているのは私だけかもしれないけど。
最後にサキちゃん。
彼女から「十中八九無い」という公務員さんを紹介されました。笑
「性格はめっちゃ良いよ!ほんとオススメ!!
すごい良い人!!
だけど、彼氏とか旦那じゃなくて、ダチ…って感じかなえー?
十中八九無いと思うけど、もし紹介が必要になったら声かけてみるからOK
最後の一文でなんとなく彼を紹介して頂いても、結末が見えているような気がするけど…笑滝汗
今回の女子会、子供にはディズニー英語システムが良さそうって事が一番の収穫になるのでしょうか。←そこ?
ま。今って特にライフスタイルが大きく分かれるお年頃だからね…
いつかまたなーんにも考えずに、ただただ笑い合える日がくるんでしょうかね。
ふぅ…

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