
社長ではなかった男性18
「俺、大人やろ!惚れるやろ!笑
うそうそ。
俺にはルールも期間の縛りも何にも無いんやから。
りおなちゃん次第やねんで。
これだけじっくり検討してもらって選ばれたら俺めっちゃ嬉しいやん!」
ほんとに本当は、
もう少しノン社長さんとお医者さんをどちらも見れる時間があったらって考えてた。
それが石橋を叩きまくる私の贅沢な希望だった。
スピード勝負の婚活なのは分かっている。
一刻も早く判断していかないとダメなのも分かっている。
私にあまり猶予がないのも分かっている。
「もう決めちゃえよ!」「今決めなくてどうするの!?」「まだ時間いるの!?」
わかる、わかる。
全部分かります。
だけど、無理なものは無理!!
決めらないものは決められない!!!
他は知らん!!
私には無理なんです!!
これでタイミングを逃したとしても…
それならそれで良い。
ノン社長さん・・・・
約半年、ただただ私と仲良くしていただけじゃなかったんだ。
私の生態、本当によくわかっていらっしゃる。
その日の夜。
少しだけ考えてみました

私の最大のウィークポイントは…
「普通」→「良い」への
振り幅が人より遅い所…
今に始まった事ではありません。
もうずっとずっと昔からなんです。
本当に熱しにくいタイプ。
自分の気持ちが高ぶった時にはもう彼側の気持ちが下がってしまっていて…
という事もあるくらい。
性格面でかなりの弱点だと思っています

そんな私。
少〜し、考えて…
この人で
良くないか!?
何を迷う必要があろう。
え。
普通に考えて、かなり良くない!?
確かに「大好き
」っていう気持ちはまだ無い。

だけど、今までの彼氏も付き合い始めから「大好き過ぎて、もう堪らん」っていう状況だったっけ…???
違う、違う。
お付き合いして、月日を重ねて、色んな経験を共にする中で、最終的に「大好き、もう堪らん」って感情になっていたはずではないか



逆にチューもエッチもしていない中、今の段階で大好きな感情までぶっ飛んでいたとしたら、お相手の方、どれだけ恋愛テクニシャンなんですか!?って話だよね。笑
ただただ純粋に彼との先があったら楽しいだろうな…と思った。
純粋に彼が自分に一番合うと思った。
彼のことを考えている時間が一番長かった。
そして…
彼の心遣いが嬉しかった。
別にシャトーブリアンもプライベートルームも、某カードの権力も、高級車も、あれもこれも要りません。そんなには。笑
ただ一緒にゲームしたり、釣りに行ってみたり、しょーもない絵画を見て爆笑したり、
そんなどーでもいい日常がすごい楽しかった。
それで…
十分ではないか。
少しばかり結婚が遅れようとも、
私が私らしく、これから先もゲラゲラ笑いながら生きていけるのは…
多分、社長ではなかったこの男性。
多分ね。←まだ自信ないんかい!笑
求めていた条件には、なんら当てはまっていないけど!!!
だけど、もはやそれも私っぽいわ
笑

って事で、
ノン社長さんとお付き合いしています♡♡笑
ご報告が遅くなって本当にごめんなさい。
焦らすつもりは無かったんだけどなー

ほんとに





「もう大好き
」「早く結婚したい
」


とか乙女チックに書きたい所ですがね。
はっきり言ってそんなに先を急いでいません。
まぁ彼を選ぶ=そういう事です。
まずは病気を綺麗サッパリ治して頂いて、2人のタイミングで先を考えていけたらな、って思っています

彼に関しては、登場当初から「私に合っているのでは?」と応援してくださっていた方もいらっしゃって。
逆に「ダメダメ、その男!!」ってアドバイスをくださった方もいらっしゃって。
本当に色んな意味で賛否が分かれる男性だと思う、うん

メール連投とかされていた時代は、「この人無い!ほんとに無い!!」と私自身も思っていたのに、未来って分からないもんだね。

昔はモテ女だった私が婚活…?
過去の栄光を抱えながら、本格的婚活に乗り出したアラサーが描くドタバタリアル婚活物語。
現在、婚活を頑張っておられる同志の皆さん。 これから婚活しようか悩まれている未来のお仲間さん。
婚活とは全く無縁の既婚者さん。
もう全ての方へ。
「ふふふ」と思わず笑ってしまう物語をお楽しみください♡
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