海外在住のエリートさん10
そして土曜日。
せっかくのつかの間の関西なので、彼が行ってみたいと言った所全てご案内させて頂きました
待ち合わせしてすぐ、
「寒いから手を繋ごうか！」
と切り出した彼。
やっぱり…
日本人的感覚、忘れてる
だけどね、大丈夫！！！
「アレ？暖かそうだね！！」
「今日すごく寒くて…
私めっちゃくちゃ末端冷え性なの…」
そうです。
まさかの…
皮の手袋着用。
何回も言うが、嫌悪感だとか生理的に無理だとかとは別次元のお話。
好きだと思っていない人との接触。
簡単にはできない。
だからこそ、男友達は昔からかなり多いくせに、盛りのついた１０代２０代半ばを含めても、彼氏以外の男性との過ちが皆無なの。
「綺麗な手袋だね！！暖かそうだし！
末端冷え性なんだ！
じゃぁ、外から更に保温してあげるね
」
」と手を繋がれました。
手袋越しにね。笑
あのね！！
一応ね！！
色々言い訳させてもらうけれど、この日、本当に寒かったのよ！！
手袋して当たり前の寒さだったのよ！！
それでも、「手袋外してほしい」って言われたら、私も外す心持ちではいたのよ！！！
本当に！！！
自分から外すつもりは一切無かったのだけど、言われたらね！！！
そこは微妙な気持ちを抑えて応じるつもりだったんだよ、一応ね！！！
まぁ彼氏彼女では無いし。
付き合っている訳でも無いしさ。
そもそも手を繋ぐ必要性は現状無い訳だからさ。
彼のお願い事
「恋人っぽい感じ」は達成ではないのでしょうか？？？
しかし、この後…
彼の恋人ぽい感じが更にエスカレートしていく事となります
エリートさん。
会話をしていると仕事が出来る男性だろうなと思いました
予定や行動を立てるのが早くテキパキされている。
話し方も分かりやすく的確というか…
例えばお願い事のくだりも、
「２つあって、１点目がコレ。２点目がコレ。」
ってこれ、完全に社内発表で使う言い方じゃないですか。笑
内容は、おうおうおう…って感じでしたが、言いたい事がストレートに伝わってきます。
あとは、洞察力。
彼は社内のポジションが、管理職です。
しかも右も左も、言葉もイマイチ分からない海外の社員相手にリードしていかなければならない立場で頑張られています。
なんだか…
試されている気がする！！！笑
例えば３０秒アピール。偽プロポーズのくだり。
２つのお願い事。
発言や行動をしてみて、その時の相手の表情をすっごい、もうすっごい観察している気がするのだ
返答内容より表情を見ているような…
ただ私の本心がまだ伝わっていないという事は、彼の洞察力以上に私の表面的な女優魂(愛想の良さ)が優っているといった感じでしょうか？笑
更には、積極性。
これは悪い言い方をすれば焦りとも取れますが…
元々彼がトントンお話を進めたい方なのか海外在住というハンデがそうさせているのか謎ですが、
とにかく早く、一刻も早く成婚まで進めたい雰囲気が始終漂っている。
この辺が相まると…わたくし…
スピードに付いていけなくなるのです…
仮に素敵な男性でも、この独りよがり感…
急かされている感じに思い、盲目感が怖くなり、距離を取りたくなってしまうのです…
昔からね。
もうそういう性格なの。
押されたら好きになる、そういう話じゃない。
諸々の観光が終わって、さて、解散って言う時、
「キスしませんか？」
と距離を詰められました。
しかも、まぁまぁ人がいる中でね！！！
あのですね！
あなたはここアウェイでしょうけれど…
私にとってはホームだから！！
交際もしていない方と、どこで誰が見ているか分からない中、革手袋越しで手を繋いでいる事自体まぁまぁリスキーなのに…
その上、キスっすかっ！？
あんた…
仮交際になる不特定多数の人と毎回キスまでしていたら、それはもうただのフシダラな男と女になりません？笑
「えっ！それは早いよ！！！」
「早いかな？なんか愛しくて帰国したくなくなってきちゃった…笑。」
そのストレートな表現。
今の私には…怖い…
「そういうのは真剣交際に入ってからかなと思ってるよ！」
「僕はすぐにでも真剣交際に入りたいんだけどなぁ」
」そのストレートな表現。
今の私には…重い…
「早いよ。私の事まだ２割も知らないよ？笑」
「大丈夫だよ
僕、絶対、どんなりおなちゃんを見ても、嫌いにならない自信あるけどなぁ。」
そのストレートな表現。
今の私には、その自信の根拠を提示して欲しくなる…
婚活ってスピード勝負だけれど…
やっぱり互いのスピード感が似ている人でないと気持ちが付いていかないよ…
→続く
昔はモテ女だった私が婚活…？
過去の栄光を抱えながら、本格的婚活に乗り出したアラサーが描くドタバタリアル婚活物語。
現在、婚活を頑張っておられる同志の皆さん。 これから婚活しようか悩まれている未来のお仲間さん。
婚活とは全く無縁の既婚者さん。
もう全ての方へ。
「ふふふ」と思わず笑ってしまう物語をお楽しみください♡
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