
ナルシーなお医者さん15
レモンスカッシュをチビチビ飲みながら、何気なく聞いてみました。
「そういや、ナルシー君は4月末から10連休の人ー??では無いよね。笑」
「やー、無理だな。
当直とか多分入れられるし。」
「だよね!」
「え、なんで?
一緒に旅行でも行きたかった?
」

。。。
??

「なんとなく聞いただけ。」
「行かない?旅行
笑笑」

「付き合ってもないのにー??笑」
「んじゃ、付き合う?笑笑」
。。。
??

。。。
??

。。。
??

「軽ッ!!!笑
ねぇ、本気??」
「本気だよ、本気!!笑
「…ほんとかなぁ…?まぁでも考えてみる。
ありがとう。」
「よろしく頼みます。笑笑」
なんかね。
多分酔っ払っていたのもあると思うけど…
すんごく軽かったのです。笑
とりあえず語尾にすべて
「www」「笑」
これ付いてたレベルだったのさ





多分私の今の感覚の方がおかしくて、昔は「んじゃ付き合ってみる?」
くらいの軽ーい感覚で告られていた気がするする!!!むしろそれが普通だったのよ。
彼は年齢こそアラサーだけど、去年までは普通に学生だった訳だから、まぁこーゆー告白って多分ありきたりなんだろうな、と思う。
だが、しかし!!
今の私。
結婚相談所に所属しているのだ

5ヶ月もの間、ゆっくりじっくりお互い見極めた男性からの相談所を通しての真剣交際のお申込みや、病気という辛い状況の中、私の事を考えて揺れ動いてくださる男性もいる…
「www」な感じが
怖過ぎるのじゃ…
「やっぱやーめた!笑」
とかまじで簡単に言われそう





学生がいとも簡単に彼女を乗り換える感覚で、スルリといつのまにか居なくなりそうな気さえするよ…
そもそも私。
多分、自分の気持ちが見えてきている気がする…
告白らしきものをされたので私なりに考えてみましたが…
多分答えは既に出ていた。ような気がする。
私は…
恋活をしている訳ではない!!!
20代半ばで彼氏がいない状態で、彼から告白されていたなら多分付き合ってみていた。
だけど33歳の今の私。
はっきり書くと、
彼と結婚する未来が…想像出来ない

これには理由が2つあって、
①将来有望な彼が最終的に年増の私と結婚する?いや、無いでしょ…としか思えない。
②彼に自分の話をしたいと思えない。
この2つ。
一緒にいると楽しいです。
彼も楽しんでくれているんだと思います。
でも、
彼との付き合いは「今楽しければオケ!」に近くて。
私は…ノン社長さんやよう喋るお医者さんに話す仕事の相談、出来事を彼には一度も話した事がありません。
大好きな家族の話、した事がありません。
今まで結婚ありきで歴代の彼氏たちと付き合ってきた訳ではないけれど、
現在の私がしたいのは、
婚活なのであーーる!!!!
って事で、ナルシー君はお断りする事にしました。何回か会う中で、何か変わるかなと思ったけれど、気持ちも関係も話す会話の内容も、大きく変わらなかったみたい





最後に
「私、年齢が年齢だから結婚を見据えられる人じゃないとって思ってる。」
ってお伝えすると
「結婚?
する、する
笑」

いや、だからそういう所。
「私の何が良いと思ったの?」
って聞くと、
「楽しいし楽だよ、すごい。
でも、一番は顔がめっちゃタイプ!笑」
顔面なんて3日で飽きるからな。
恋活から婚活に繋がるのがベストだけれど…
今、私がしなければならないのは、
しっかりと「結婚」を見据えられる人を探す事!!!
ナルシーなお医者さん 完

昔はモテ女だった私が婚活…?
過去の栄光を抱えながら、本格的婚活に乗り出したアラサーが描くドタバタリアル婚活物語。
現在、婚活を頑張っておられる同志の皆さん。 これから婚活しようか悩まれている未来のお仲間さん。
婚活とは全く無縁の既婚者さん。
もう全ての方へ。
「ふふふ」と思わず笑ってしまう物語をお楽しみください♡
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