同い年の渡部くん⑥
「ファッションアテンダントって何?」
彼が、他にも最近ファッションアテンダントをお願いしていると言ったので、聞いてみました。
「俺、センス無くてさ。
彼女がいる時は服を彼女に選んでもらったりしていたんだけど、今はいないから自信なくて…
プロにお任せしてるの」
私、初めて聞いたのですが、
プロのコーディネーターさんがお買い物に付き合ってくれるサービスがあるんだって!!!
知らなかった、最近、色々と凄いんだね
「今の部署は、私服出勤でさ
変な格好で行ったら、女性陣に何言われるか分からないから…ほんと気を使うよ…
りおなさんは、服とか好きそうだよね?」
「そうだね、
昔からファッションとかは好きかな。
彼氏と買い物行くのとかも好きだよ!」
「まじで?
俺、今めっちゃ迷っているアウターがあるんだけど、10万でさ
ほんとに自分に合ってるかよく分からないから、いつか一緒に見てほしい…
結構高いし、自分のセンスに自信持てない。笑」
「え、見る見る!!!
10万はたしかに覚悟いるなぁ
5年は着続けるなら買う価値あるんじゃない?笑
」
って言いながら、詳細を聞いてみると、
トゥモローランドのアウターみたいなので、センス無い無い!言っている割には、私好みのブランド挙げてくるじゃない!!!
今度本当に、一緒に買い物行ってみたいなぁ
と思いました。
お会計も超スムーズで、
同い年だしさ、私も普通に出そうと思って
「今日は出す、出す!!!
奢ってもらったばっかりだと、今後会いづらくなるから!」
って言ってみましたが、
「本当に良いから。
出させようなんて、微塵も思ってないから。
気にしないで!」
「すっごく気が引けるんだけど…」
「いいよ、いいよ!」
「…」
「…じゃあ、この後のコーヒー代ご馳走して欲しい口の中がモチャモチャしてるから、お茶しに行こうよー!!
りおなさん、バーよりカフェの方が良いよね?」
普通に、
良い奴じゃないですか…?
すっごい良い奴…
同い年なのに…
って事で、近くのスタバに行き
400円程、ご馳走させて頂きました笑
これにて、ちゃんちゃんのはずが、
このスタバで…
事件が起こる事となります。
この時はまだ気付いていなかったのですが…
続きもお楽しみにお待ちください
昔はモテ女だった私が婚活…?
過去の栄光を抱えながら、本格的婚活に乗り出したアラサーが描くドタバタリアル婚活物語。
現在、婚活を頑張っておられる同志の皆さん。 これから婚活しようか悩まれている未来のお仲間さん。
婚活とは全く無縁の既婚者さん。
もう全ての方へ。
「ふふふ」と思わず笑ってしまう物語をお楽しみください♡
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