金融庁が年金額を警告!年金はどうなるのか?私たちの未来はどうなる?

2019年6月3日。金融庁の金融審議会は長寿化による「人生100年時代」に備え、計画的な資産形成を促す報告書をまとめた。

その報告書によれば年金だけでは老後の資金を賄えず、男性65歳以上、女性が60歳以上の夫婦の場合、年金年収だけでは月に5万円の赤字になるとのこと。

ー さて、今、ミレニアル世代の私たちはこの問題とどう向き合うべきなのか? ーー

 

現時点での試算では、95歳まで生きていくことを考えると2000万円の蓄えが必要となると政府は予測しています。厚生労働省の国民生活基礎調査によれば現在子供を持つ世帯で2000万円以上の貯蓄がある世帯は全体の10%程度。

「たった10%・・!」と思う方もいれば「2000万円も貯蓄できている世帯が10%もいるなんて!」と思う方まで感想は様々だと思いますが、この問題のポイントの一つは「2000万円と言う額は現時点の試算である」と言う点。ミレニアル世代の老後は年金制度はとっくに破綻している!と唱える専門家もいれば、ベーシックインカムと呼ばれる日本人全員が最低限度の生活費を国から受け取る制度が完成しているのではないかと予測する専門家まで様々な意見があります。

と言っても、正直、これからAI時代を迎えるにあたって未来を予測するなんて不可能に近いこと。

そんな変わり続ける時代を生き延びていく私たちに必要なこととはどんなことなのでしょうか。

ミレニアル世代の人生戦略はいかに?

ミレニアル世代の私たちが今から想定しておかなければいけないことは「皆が一生働き続けられる自分を想定して生きていくこと」です。

予測できない私たちの未来では、今2000万円貯蓄したとしても今の2000万円の価値が50年後同じ価値であるとは考えられにくいし、そもそも日本円があるのかさえもわからない。

というより日本政府があり日本が健在している保証もない。私たちはそれほど不安定な世の中を生きていく世代なのです。

そんな時代だからこそ一生身一つでもやっていく覚悟を持ち、死ぬまで現役であり続ける可能性に向けて、今から日々自分を磨いていく必要があるのかもしれません。

なんとも厳しい時代を生き抜かなければいけない世代なのでしょうか・・

 

AIコラムニストとして様々な専門家の意見を聞く機会がある私ですが、とても失礼ながら、この激動の時代に未来を的確に予測できる人はきっといないのではないか、と感じてしまうことがあります。

火星に移住して老後を迎えている可能性もあれば、

体を捨てて意識だけの状態で皆がコンピューター上に存在している未来もありうる・・

でも、ただAIや未来を漠然と怖がるのではなく、今自分にできることを日々重ねて心豊かに生きていけたら、

それはすごく素敵なことだと思うんです。

きっとAIとも、宇宙人とも(?!)うまくやれる私たちの未来を信じて、今日も目の前のことに全力で取り組んでいきたいですよね。きっとそれが未来を切り開く鍵となることを信じて。

Related tags