大変危険な男性⑩
デンさんとお母さんのやり取りに、なんだか、ほっこりしました。
確かに、あんまり今まで結婚を意識していなかった人の意識が変わるのって、
何気ない言葉や出来事だったりするのかも。
「ほんとだね

ベストなのは、旅行とかさ好きな事もやりつつ、子育ても楽しめたら一番良いよね!!」
「ほんまやな!!
それ最高やな!!!」
って所で落ち着いたのだけど、
私は、デンさんとの楽しい未来って結構鮮明に描けるんです。
話している分には。
たった数回しか会っていないけど、
うちの親や、友達、妹家族などとも絶対に打ち解けられると思うし、
なんだか平和で楽しい家族の想像がなんとなく出来るんです。
それくらい笑顔で、人当たりも良くて、
これから大きく印象が変わるって事が無い気がしています。
大体、「いただきます」「ご馳走さまでした」
をしっかり出来る人に悪い人はいませんよ。←そこ?
目で見る分にはね!!
なんかしらんが、
実態は結構ヤバいみたい





なにせ、楽観的で飾らないのが長所のデンさんなもんで…
色んなことを
ぶっ込んでくるのですが…

まず
「俺、驚く程、貯金ないんよね!笑」
とブッ込まれました

彼は…
ノリこそ若くて軽めですが…
実年齢は紛れもなく
アラフォーの独身貴族です。
「え。無いってどれくらい?
」

「全く無いよ!笑
じいちゃんがさ、自分の会社を立ち上げて、浪費し過ぎて潰してるの。
俺、多分、その血を受け継いでると思う!笑」
いや…
(笑)じゃない…
「何にそんなに使ってるの?
飲み??会社のお付き合い??」
「よく分からんねんよなー…
だから怖い!!笑
気付いたらお金が無い!!笑」
いや…
(笑)じゃない…
ほんと怖いんだけど…
「…まぁ、めっちゃ貯金あります、みたいな人も考えもんだけどね…
楽しみとか無いのかなぁと思っちゃうし。」
「やんな?
俺にお金持たせたら使ってしまうから、
絶対、家計は相手に持ってもらわないと…
えらい事なる…」
そだね…
絶対持たせたくないわ…
分からん。
分からんけど、40歳前独身貴族ってそんなにお金貯めてないもの??
無頓着なもの??
ノン社長さんなんて、金の亡者的な感じで、
投資や節税の勉強しまくっていたけどな…

そんなに物欲がありそうには見えないし、
高級料理に興味があるようにも見えないし…
すってんてんに貯金がないくらい
旅行にお付き合いに、
酒に、タバコに…っていうのは…
明らかにちょっと怖いんだけど…
ま、彼が稼いだお金なので、自由だけどさ…
そこのさじ加減が…
やっぱりちょっと怖い…
→続く

昔はモテ女だった私が婚活…?
過去の栄光を抱えながら、本格的婚活に乗り出したアラサーが描くドタバタリアル婚活物語。
現在、婚活を頑張っておられる同志の皆さん。 これから婚活しようか悩まれている未来のお仲間さん。
婚活とは全く無縁の既婚者さん。
もう全ての方へ。
「ふふふ」と思わず笑ってしまう物語をお楽しみください♡
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