ナルシーなお医者さん⑦
クッタクタに仕事で疲れた平日に、
ド遅刻をかましてきたナルシーくん…
しれ~と1時間待てるかと聞かれました。
「待てるは待てるけれど、明日も仕事やからまた 別日にしようか?」
こちらも、しれっとリスケ提案してみました。
と言えども、返事が来るまで、念のため、帰らず待ち合わせ場所でつったっていました。
帰路に着くのは、相手の承諾が取れてからにしよう…と優しい私は思い…
「はよ既読になれ!」「はよ返事返してこい!」とイライラしながら待つ事…
まさかの、
また30分。
「まじか…わかった
んじゃ帰るわ」
明らかに機嫌が悪くなったであろう無愛想なメールが返ってきました。
はぁ!?
まじか…は、こっちのセリフな!!!
すぐレスしろや!!!
私もリスケ提案じゃなく、リスケします!って断定して送れば良かった
そして、速やかに帰ればよかった!!!
いや、自分の反省の前に、もう私には仕事と言えど、1時間相手を待たせる事が確定しているのに一言足りとも謝りもせず、メールのやり取りも速やかに出来ない、そしてなんか知らんけど逆ギレしてくる事が信じられんわ!!!
内心イライラしつつも、彼のメールに対して…
「ごめんねー!」
っていう文章を無意識に作成している自分に気付き…
いやいや、おかしいだろうと…
なんで私が、謝らないとダメなんだ、これ…
機嫌が悪くなるのは、おめーじゃなくて、このわたし側だよ!!!
ったくよー!!!
って事で、
「ごめんねー!」は削除して…
「私も帰ります
30分待ったけどね」
と句読点無しで返してやりました。
なんやかんやで、今20時半。
全力の嫌味を込めて、30分待ちましたからアピール!!!笑
ふんだ。
すると、ここで初めて
「待たせてごめん」
とメールが返ってきました。
間違いなく、笑ってないで、最初からその一言を言うべきだったんだぜ…
研修医だから想像以上に忙しいのかもしれない。
遅刻も日常茶飯事なのかもしれない。
ひょっとすると、凄く時間短縮して来ようと頑張ってくれたのかもしれない。
だけど…
だからって、あなただけが遅刻しても特別オッケー!とかありませんから。
多忙を極める他の男性だって、遅刻したら「ごめんね」くらい言ってくれるわ
ちなみに、こーゆー人ってね…
やっぱり
「ご馳走さまでした」も言えなかったの。
前回ご馳走した時も、ぬぼーっと横につったっていただけだったわ。
あー!!思い出したら腹たってきた!!!
「今度は土日にしようかー!」
とメールが来ましたが…
なんかやっぱりこの人、すごく違う気がしてきた笑
昔はモテ女だった私が婚活…?
過去の栄光を抱えながら、本格的婚活に乗り出したアラサーが描くドタバタリアル婚活物語。
現在、婚活を頑張っておられる同志の皆さん。 これから婚活しようか悩まれている未来のお仲間さん。
婚活とは全く無縁の既婚者さん。
もう全ての方へ。
「ふふふ」と思わず笑ってしまう物語をお楽しみください♡
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