
年下公務員くん⑤
店員さんと私が見守る中、彼、何かを必死で調べ始めました
やっぱり…
すき焼きコースの値段調べてやがる…笑|||(-_-;)||||||
「別に全額あんさんに払わそうと思ってないよ…」って言いたかったけれど…
さすがに今このタイミングで、お相手のメンツは潰せませんからね。
とりあえずは黙って見守る事にしましたけれど。
なんだよー!!!
私に焼肉を食べて欲しくて、すき焼きコースを渋っている訳じゃなくて…
単純にコースが気にくわないんだろうなぁ…
こりゃ焼肉コースでも、すき焼きコースでも彼的にはアウトー!だわ



「うーん…コースを頼んだ覚えが無いんですけど今からコース辞めれますか?
単品に変えたいんですけど…」
「えーっと…コースの場合はもう準備をさせて頂いているのですが…
えーっと、ちょっと中に確認してきますね…」
そう言って店員さんは店内に入って行かれました。
残された私と彼。
高い確率で店員さんから
「大丈夫でしたー!アラカルトに変更出来ます」という回答が返ってくる事は想定内でしたが、この時間で追撃をしてみる。
万が一!!
万が一、すき焼きコースの金額では無く単純にコース内容を確認した結果、アラカルトにしたい!!と言っているだけかもしれないし。
「別の予約の人のと間違えているのかなぁ…」
「うん…多分、間違えてる。
俺、コースで、なんて一言も言ってない。」
「それだったら多分、他の人の分ぽいよね。
でも、もしさー、
店員さんが戻ってきて、すき焼きコースの変更が出来ないって言うなら、どうする?
私はすき焼きで大丈夫だよ?」
「うーん…コースかぁ…」
そして、
「コースを頼んでないんだけどなぁ…」
と再び。笑
分かったよ…
店員さんに、
意地でもアラカルトに切り替えてもらいましょう!!!
店員さん。
「中に確認したら、コースじゃなくても大丈夫だとの事です。
どうされますか??」
問答無用。
アラカルトで。
よかったね、公務員くん
笑

一応補足させて頂きますが…
今争点になっているコースの金額、一人4500円です。
これを高いと感じるか、安いと感じるかは…
人それぞれですね
笑

焼肉をアラカルトで頼む事にした私たち。
ここからはね、焼肉を好む私の個人的意見ですが…
アラカルトで頼むなら、
塩タンから始まり…
そして、次の塩のお肉が出てくるまで、キムチやらスープやらサラダなんかで胃袋の準備を行う!!!
大体、そんな流れが定番なのです。
それが…あんた…
大人2人、焼肉のアラカルトで、

お肉盛り合わせ
1つください。
(2〜3人前用)
で終わりって…
なんていう事なの!?





え!?肉盛一丁…で…オーダーは以上…
ですかい!?
伝票が「肉盛 1」だけで終わっているよ??
勿論、正解なんて無いんだけれど…ね。
肉盛りが出てくるまでの、この手持ち無沙汰感、どうにかして。笑
お肉自体はとっても美味しかったです



希少部位が5種類のっていて、幸せな気持ちになりました

だけど…なんだろうなぁ…
一言でいうと、彼には「しっくり来ない」です。
それなりに会話も盛り上がるし、彼の表情も豊かなのだけれど…
うーん…ひき笑いの国家公務員さんの時に感じた気持ちに近いかなぁ…

楽しくない訳では無いけれど、波長が違う気がする。
そして、彼とだと、
何するにも、気を遣ってしまう自分がいる…
今回のすき焼きコースの件もそうで。
「いいやーん
すき焼きコースにしようよ!」

って押し切る事もしづらければ、
「これ食べたいなー
」

って可愛くお願いする事もしづらく、
「今日は折半にして、食べたいものいっぱい食べよう!!!」
って誘導する事もしづらい。
あまり相性良くないのかもなぁ…
ちなみに、この日、帰宅してから家で夜食を食べました
笑

だって!!!
肉盛 1だけじゃ少ないよー
笑

あーー…せめて比較的低予算で済む韓国冷麺あたりは食べたかったぜ…笑



解散して、すぐ、
「今度はボーリングに行こうよ!!!
空いてる日、教えて欲しい!!」
「皆になんて呼ばれてるの!?
呼び名、決めようよー!!」
とウキウキしたメール。
メールの雰囲気は抜群なのだけど…
彼は…
波長の違いにあまり気づいてないのだろうか…
モヤモヤしたデートとなりました


昔はモテ女だった私が婚活…?
過去の栄光を抱えながら、本格的婚活に乗り出したアラサーが描くドタバタリアル婚活物語。
現在、婚活を頑張っておられる同志の皆さん。 これから婚活しようか悩まれている未来のお仲間さん。
婚活とは全く無縁の既婚者さん。
もう全ての方へ。
「ふふふ」と思わず笑ってしまう物語をお楽しみください♡
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