
海外育ちのジェントルマン④
ジェントルマンさんと2回目のお食事
彼、私と一緒で趣味の一つが「美味しいお店探し」なので、約束日のだいぶ前から候補のお店を3つ程出してくださいました

「どれが良いー??」
正直どこでも良かった!!
3つとも私が行ったことない素敵なお店だったから

「ジェントルマンさんが一番行ってみたいお店でいいよー!!」

当日。
内心、一番私が行ってみたいと思っていたお店に到着しました



やった
ナイスチョイス




お豆腐を使ったやや高級料亭

もうね、お店の外観、そして一歩お店に足を踏み入れた瞬間、思いました!!
もし…万が一、ジェントルマンさんとの関係は終わってしまっても…
このお店だけは…
きっと忘れない…♡笑
ってか、このお店だけは…
一生、縁が切れない気がする。
ごめん、もう完全、自分のお店にする気満々ですわ、私





めちゃくちゃお店の雰囲気が好き

年末の女子忘年会、ここで決定だわ!!笑
お席に着く。
いやー!!めちゃくちゃ良いよ、このお店

内装もセンス良過ぎでしょ!!
とりあえず飲み物と、お料理をさくさくっと頼む。
ジェントルマンさん、お料理は割と自分の意見押し通してくるタイプだから…
今回も様子を観察していたら、やっぱり自分の食べたいものを頼むんだよね

ま、いいけどさ。
でも、私は蓮根のはさみ揚げが食べたかったんだよーー!!!
笑

正直、お話していても、ジェントルマンさんの大きな欠点は全く見当たらなくて。
とにかく私の事を知ろうと、なんでも質問されるのだ。
しょーもないレベルで言うなら、
「洋菓子と和菓子どっちが好き?」
「洋菓子かな!!」
「じゃー、ショート、チョコ、チーズケーキならどれが一番好き?」
大きなレベルなら
「家は一軒家派?マンション派?」
「お庭付きの一軒家がいいな
」

「それは中庭とかでも大丈夫なの?」
「中庭でもいいけど、お値段高そうじゃない?
ガーデニングがしたいんだよねー!」
「なるほどー!理想の間取りとかあるの?ここは必須!みたいなのってある?」
「んー…対面キッチンが良いかなぁ…」
みたいなね。
1つの事からどんどん掘り下げていく感じ。
勿論、私も聞き返すので、たった数回お会いしただけだけど、なかなかに相手の事を知る事は出来たかも



やり取りをする中で、引っかかる所は無い方なんだけど…
やはりあの件が…
そうです。

彼とチューしたり、
あーだこーだしている自分が全く想像出来ないのだ…





正直、ただの良い人。笑
大学の時にいたら、ただのお友達。
会社にいたら、ただの先輩。
コンパにいたら、ただ一瞬の人。
悪くもなければ良くもない。
見た目がタイプな訳でもなけりゃ、すごく気が合う訳でもなく、現状、彼に魅力を感じる所があるとするならば、お店選びが素晴らしい
という一点。

ぶっちゃけ、今日を最後に振られて、金輪際連絡が取れません!!となっても、東大さんに振られた時のようなモヤモヤ感は、あらかた無いだろう事が推測される。
お会いしている間もやけに心が無なのだ。
「少しでも気に入られたい」「可愛く思われたい」という想いが、自分にまるで無い気がする





「雑誌を買ったんだー!!二冊!!」
彼が鞄から取り出したのは…
「関西近郊、日帰りの旅」と…
「関西近郊、一泊二日の旅」
の情報雑誌でした

「次は日帰りでどこか行こうよ!!
この雑誌で気になる所とかある??」
日帰りはまぁ良い。
一泊二日…って、あんた…
あなたの中では、もうそろそろ一泊二日の旅行も検討する時期なの!?笑
えらく時期尚早ではないかい…??



とにかく今の感情で、本交際を申し込まれようものなら、
NO!!!
という結末しかでない





何も欠点は無いのだけど、
別にこの方と会わなくても大丈夫。
触れなくても大丈夫。結婚しなくても大丈夫。
でも、別に会っても大丈夫。
ってのは…
もう無いって事なのだろうか…
もしくは。
理由がはっきり分からない内に終了にするのは、私も時期尚早なのだろうか…
ほんと「微妙」と「良い」の判断に弱いね私…

ま、選ばないといけない時はいずれ必ず来るのでそれまではよく見てみるか…
ジェントルマンさん。
良い方です。今の所は。
でも、良い方止まりな気がします





→続くのか、分からん。

昔はモテ女だった私が婚活…?
過去の栄光を抱えながら、本格的婚活に乗り出したアラサーが描くドタバタリアル婚活物語。
現在、婚活を頑張っておられる同志の皆さん。 これから婚活しようか悩まれている未来のお仲間さん。
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